人参の種播き準備 ~農健スタイルの無農薬人参栽培~

2018年07月12日

7月10日晴れ

今年も人参の種播き準備が始まりました。

まずハーフソイラで耕盤を割っていきます。

人参の種播き準備 ~農健スタイルの無農薬人参栽培~

耕盤とはロータリーで耕して作られた作土層の下にある固くて水を通さない土の層のことです。

これが出来てしまうと、その層の上に水が溜まってしまい、根腐れが起こったり、肥料障害が起こったり、微生物が減ってしまったり、団粒構造が出来にくかったりと、作物にとって良くないことがたくさん発生します。

その層を壊して水の通りを良くするための作業が耕盤を割ることです。

また、その層を作らないためには、土が水を含んでいる時にトラクターを入れないとか、微生物を殺す肥料や農薬を多投しないとか、大型のホイールトラクターを使わないとか、畑に傾斜を付けるなど、気を付けることも色々あります。

特に根菜類(人参、大根、ごぼう等)は、この耕盤が大敵です。

作物が股になったり、割れたり、肌が汚くなったりしますので、人参の場合、この作業は大切だと考えています。

そして畝立てと透明マルチ(プラスチックシート)を同時にやります。

人参の種播き準備 ~農健スタイルの無農薬人参栽培~

畝を立てて透明マルチをやることで、太陽熱処理をして地温を上げ有機物の分解を進め草の種が発芽しなくなります。

有機物の分解を進めることで股割れを防ぎ、草の種を熱処理することで、除草剤を使わない無農薬の人参栽培が出来るようになったのです。

梅雨が明け日照時間が長くなったこの時期が、この作業には最適です。

そして畝の間の草は乗用管理機で耕し抑えていきます。

肥料は有機も化成もやらずに育てるのが農健スタイルです。

後は3週間が過ぎた頃、マルチを取って種を播き、芽が出るのを確認するまで土を乾かさないためにスミサンスイで水をかけ続けます。

水をかけることで土を締める効果も期待しています。



大ざっばですが、農健の人参栽培の基礎をご紹介させて頂きました。



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