農健の土づくり ~冬野菜の準備は夏に~
2018年07月12日
6月29日 晴れ
今日は冬野菜のための準備、いわゆる土づくりです。
根に根粒菌というものが居て、空気中の窒素(肥料成分)をつかまえる働きをする豆科植物の白クローバーを3月中旬に播きました。
途中で背が伸びる雑草を一度刈り込み、繁茂したクローバーに菌の餌になると言われる米糠を播き、ロータリーですき込みました。



米糠を播くのは初めての取り組みで、昨年はクローバーの有機窒素が程良く効きキャベツの生育が良かったので、今年もやってみました。
窒素が多いと虫や病気の原因になるので、キャベツやクローバーその他の草の生育を見ながら加減する必要はあると思います。
今のところゆっくり長く効いているようなので、良いのではないかと感じています。
雨が多いと有機体の窒素が腐敗し、作物にとって有害なガスが発生し安くなるので、天候によって畑の排水性を良くしてすき込むことも大切です。
作物が育つも育たないも土次第ということは微生物次第。
農家がやることは微生物が住みやすい環境をどうやって作るかということになります。
菌の住み家となる炭素有機物、炭、そして菌の餌となる糖分、菌が生きるために必要な水分、それも多過ぎても少な過ぎてもいけないので、その作物が好む適当な水分のコントロール。
今日は農健の土づくりについて大切に思っていることを書いてみました。
早めの準備と適期の作業、これも大切です。
今日は冬野菜のための準備、いわゆる土づくりです。
根に根粒菌というものが居て、空気中の窒素(肥料成分)をつかまえる働きをする豆科植物の白クローバーを3月中旬に播きました。
途中で背が伸びる雑草を一度刈り込み、繁茂したクローバーに菌の餌になると言われる米糠を播き、ロータリーですき込みました。
米糠を播くのは初めての取り組みで、昨年はクローバーの有機窒素が程良く効きキャベツの生育が良かったので、今年もやってみました。
窒素が多いと虫や病気の原因になるので、キャベツやクローバーその他の草の生育を見ながら加減する必要はあると思います。
今のところゆっくり長く効いているようなので、良いのではないかと感じています。
雨が多いと有機体の窒素が腐敗し、作物にとって有害なガスが発生し安くなるので、天候によって畑の排水性を良くしてすき込むことも大切です。
作物が育つも育たないも土次第ということは微生物次第。
農家がやることは微生物が住みやすい環境をどうやって作るかということになります。
菌の住み家となる炭素有機物、炭、そして菌の餌となる糖分、菌が生きるために必要な水分、それも多過ぎても少な過ぎてもいけないので、その作物が好む適当な水分のコントロール。
今日は農健の土づくりについて大切に思っていることを書いてみました。
早めの準備と適期の作業、これも大切です。