畔道に咲く花に見とれて ~代かきと田植えの合間に~

2018年06月05日

最近は田んぼの畔(あぜ)草刈りをする日が多いです。

畔草の管理を、この辺りの農家では、除草剤を使ってやります。

しかし、自然農法、有機農法では、草刈り機を使って刈り払います。

除草剤を使わないと、こんなにいいことがあります。

1.刈った畔草を田んぼの中に入れることで、田んぼの草を食べる(稲も食べる)ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の餌や隠れ家になり、稲の食害を軽減できる

2.畔に多様な草が生え、くれいな花を楽しめる

3.カエルやヘビなど、小さな動物の棲み処になる

4.畔がくずれにくくなる



では、除草剤と使うとどうでしょう。

1.畔草を管理する時間が4分の1程度に軽減できる

2.畔を歩きやすくなる

3.田んぼの中に入る草を退治できる

目先の損得だけを考えたら絶対に除草剤なんだけど、それだけで答えを出せる事でも無いと考える私です。

皆さんはどうお考えになるでしょうか。



畔に咲く紫色が鮮やかな花。

今まではこんな綺麗な花が畔に咲くことは無かったけど、植生はすこしずつ変わっているようです。

畔道に咲く花に見とれて ~代かきと田植えの合間に~

畔道に咲く花に見とれて ~代かきと田植えの合間に~





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